息子、夏休み明けから塾の社会の授業で歴史が始まりました。
授業だけで理解するのは難しい
どの塾でもそうかと思いますが、歴史の授業、とにかくものすごいスピードで進んでいきます。
1回の授業で1つの時代を学ぶ感じなので、かなり駆け足です。
260年も続いた江戸時代だって3回の授業で終わらせてしまいます。
本当にポイントだけおさえて進んでいく感じなので、歴史の楽しさはをあまり味わえないと思いますし、理解もなかなか深まらないですよね。
「まんが日本の歴史」は一通り読んでいるはずの息子ですが、
すっかり忘れてしまったのか、ちゃんと読んでいなかったのか(たぶんこっち)、
あまり覚えてない様子😂

できればもう一度「日本の歴史」を最初からから読んでもらいたいところですが、
塾のない日は相変わらずさっさと遊びに行ってしまうこともあり、5年生になってから読書の時間はあまり取れていません💦
とはいえ、外で思い切り遊ぶ時間もキープしてあげたいので、
寝る前に15分程度ですが、歴史の本の読み聞かせを始めてみることにしました。
選んだのは「合格する」シリーズ
効率よくかつ楽しく学べそうな本を探して選んだのが、
中学受験専門塾のジーニアスの代表の松本亘正さんが書かれた
「合格する歴史の授業」という本です。

地理もあります!
合格する歴史の授業シリーズの特徴
この「合格する歴史の授業」には、
●ユーモラスなイラストや図解で楽しくスイスイ読める。
●難関中学60%以上合格の授業を再現。
●記述問題や難関中学の過去問にトライしながら学ぶことで、自分で考えて解く力がしっかり身につく。
●中学受験レベルで挑む東大入試問題(日本史)も収録されている
といった特徴があります。
合間に授業で話しているらしいちょっとした雑談もちょこちょこ掲載されているのですが、
面白い話が多いので、息子も時にはギャハハと笑いながら聞いています。
歴史は暗記科目ではなくなっている!
この本の中にちょこちょこと御三家含む難関中学の問題が出てくるのですが、
聞いてはいましたが、一緒に解いていて改めて思ったのが、もはや社会は暗記科目ではないのだなということです。
たとえば、以前は鎌倉幕府の始まりは、1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府と覚えられていたと思いますが、今は1185年という説が有力なのだそうです。
それについてのこのような問題が出されています。
鎌倉時代が始まった年について、かつては1192年と考えるのが一般的でしたが、近年は守護・地頭が設置された1185年と考える説も有力になっています。
守護・地頭を設置したことがなぜ鎌倉幕府のはじまりと考えられるのですか。
その理由を1行で説明しなさい。
(吉祥女子中学)
といった感じで、最近はより深い知識や思考力が求められるような問題になっています。
1行と指定されているので、要約する力も求められますね。
ちなみに、正解例は
「源頼朝の支配が、東国だけでなく、全国に及ぶことになったから」です。
守護は国ごとに置かれ、軍事や警察を担当、地頭は荘園ごとに置かれ税の取り立てを担当していたということで、実質的に全国を支配していたと考えられるからだそうです。
ちなみに、難関校の問題だけでなく、中学受験の勉強で対応できる東大入試の日本史の問題なんてのも載っています。
この本で学ぶ内容で解ける問題なので、東大の問題できちゃった!とテンション上がること間違いなしです😄
理科シリーズも購入
なかなか良いので、理科シリーズも購入し、こちらも寝る前にその週に塾でやった単元を復習がてら読み聞かせしてます。
なんとなく曖昧だった点がこの本でクリアになることもあるようで、
聞きながら「あー、なるほど!」などと頷いていることがよくあります。
ちなみに、読んでる私はなんのことやら?ということだらけです😅(特に物理…)
歴史ソングをBGMに♪
そのほか歴史対策にときどき流しているのが、アマゾンミュージックで聞けるこちらの歴史ソング👇
このアルバム、県庁所在地を覚える歌や、「徳川将軍15代覚えうた」なんかも入っていて面白いです。
久しぶりの寝る前の読み聞かせタイム。
私にとっても楽しい時間になっています😊