父親を癌で亡くしていることもあって、毎年人間ドッグを欠かさない夫。
(私はたまーに受けてます)
去年の結果で、眼科の結果が悪く、要精密検査となってしまいました。
『視神経乳頭陥凹拡大』との診断
欠かさず健診を受けるくせに、結果にはどうも無頓着な夫。
「まー、そのうち検査に行ってみるよ」とのんびりした反応なので、
代わりに私が結果とにらめっこしながら、何が問題なのか調べてみました。
(自分はたまにしか受けないくせに、夫の結果には毎回すみずみまで目を通してます)
ちなみにこちらがその時の診断結果です👇
前回まで異常なしだったのですが、今回は左右共に『視神経乳頭陥凹拡大』と書かれていました。
ししんけいにゅうとうかんおうかくだい??
一体どんな症状なのかと調べてみると、
視神経乳頭は、病気によってそのかたちに変化が現れるそうで、
夫のように陥凹拡大が起こる病気としては、緑内障が代表的なのだそうです。
健診でこの診断が出されたときは緑内障の疑いが大きいとのこと。
治療には早期発見が大切とあったので、その日はたまたま夏休み中で夫が家にいたこともあり、即病院へ行かせることにしました。
大きい病院が良いのかな?とも思ったのですが、息子が通っている近所の眼科も検査設備は整っていたので、そこへ行ってもらいました。
正常眼圧緑内障とは
診断書を持って眼科へ行き、眼圧検査、眼底検査など一通り検査を受けた夫。
結果は正常眼圧緑内障とのことでした。
緑内障の主な原因は、眼圧が高くなり視神経が障害されるためですが、
正常眼圧緑内障は、眼圧が正常範囲なのに視神経の障害や視野欠損がおこってしまうのだそうです。
日本人に最も多い緑内障のタイプで、緑内障患者の6~7割がこれに当てはまるそうです。
治療法は?
治療は眼圧を下げる点眼薬による治療が中心になります。
それで効果がなければレーザーなどの治療法もあるそうです。
夫はアイファガンという眼圧を下げる点眼薬を朝晩さしながら、3ヶ月ごとに通院して様子を見ています。
初めのうちはちゃんとさしていたものの、テレビ見ながら寝落ちもしょっちゅうの夫。
ちゃんとさしてない日も多かったようで、前回病院へ行った時に眼圧測定の結果があまり良くなっておらず、ちゃんと毎日さすように注意されたようです😅
緑内障はかかってしまうと完治することはないため、夫は今後はずっと通院が必要になります。
失明することもある病気なので怖い病気と思われがちですが、適切な治療を受ければ、多くの人は障害視力と視野を生涯保っていくことが可能だそうです。
こちらの本には、自分でできる改善方法などがたくさん!参考になります👇
自分で視野欠損の検査ができるポスターも付いています。
40代以上は定期的な検査を!
緑内障は症状の進行がとても緩やかで、視野が欠けても両目で見ていると気づきにくいこともあって、自分では気づきにくい病気だそうです。
夫は普段眼科へ行くこともめったにないので、もし毎年せっせと人間ドッグへ行っていなかったら発見が遅れていたと思います。発見が遅れれば遅れるほど失明の危険があるそうなので、その点は本当に良かったです💨
40代になると20人に一人、60代では10人に一人が緑内障だそうですので、
40代に入ったら定期的に検診にいくことが大切ですねー。
緑内障予備軍度がわかるチェックリスト
ちなみに、緑内障予備軍度をチェックするNTG(正常眼圧緑内障)チェックリストというものによると、
以下の項目に当てはまるものが多いほど、緑内障になる可能性が高くなるようです。
私は夫のように毎年きっちり人間ドッグは受けていませんが、
コンタクトを使用しているので年に1回は眼科検診を受けています。
今のところ問題なしなのですが、
NTGチェックリストのうち、40歳以上、近視、頭痛持ち、低血圧、と4項目も当てはまってしまっているので💦、今後もしっかり検診を受けていきたいと思います!
緑内障の早期発見のためにはもちろん、目の健康のためにも、
40代に入ったら、定期的に眼科検診を受けましょう~✨
お読みいただきありがとうございました😄