ちらほら反抗期らしき気配が現れ、「うるせぇ~」だのなんだの言うようになってきた我が家の息子。
口ごたえや屁理屈もぐんと増え、私もついついムキーッ!となってしまう場面も多々あります💦
先日、そんな息子に夫が「もう受験やめてしまえー💥」とキレてしまったことがありました。
受験に向けて日々頑張っている我が子にそんなことを言ってしまうことには、色々なご意見があるかとは思いますが、
中学受験、こんなこともあるよねーという一つのお話として、お読みいただけたらと思います。
塾のない日は遊んでばかりの息子
男子校に憧れ、自分から受験をしたいと言い出したものの、所詮はまだまだ遊びたい盛りの小学生男子。
まだ受験が差し迫っていないこともあり、塾のない日はもちろん、塾がある日でも学校が早く終わった日は帰ってくるとランドセルを置くなりピューンと公園に遊びに行ってしまうこともしばしばです。
当然、塾の宿題はなかなか進まず、平日にできなかった分は土日に頑張るしかありません。
が、最近は土日も遊びに行ってしまうことも多くなってきました。(約束してなくてもピンポーンときてしまうし)
学年が上がるにつれクラスの垣根を越えて仲の良いお友達が増え、いつもその日遊べる子10人前後で集まりワイワイ遊んでいるようです。
それはとてもいいことだとは思うのですが、こんなに遊んでて大丈夫なのか??と親のほうがなんだかあせってしまいます。
受験は体力勝負の面もありますし、視力の低下防止やらストレス解消効果やらのメリットがたっぷりの外遊びはできるだけさせてあげたいという思いもありますが、
それにしても、最近はちょっと遊びすぎなので(日が長くなってなかなか帰ってこないし…😂)、このままでいいのか悩ましいところでもあります。
塾の保護者会でも5年生は大事と言っていましたしね。(いろんな書籍や中受ブログでも)
毎回やる気のない態度の息子に夫がついに激怒
我が家は息子の勉強サポートを
国・社→私
算・理→夫
の担当で分担しています。
算数を6割以上と塾からも言われているので算数に一番時間をかけていますが、
平日やった分でわからなかった宿題の問題や、応用問題集などを週末にまとめて夫にみてもらっています。
平日は、「遊びに行く分、帰ってきたらしっかりやる!」という約束をしていることもありちゃんとやるのですが、
土日はなかなか集中せず、途中でゴロゴロしだしたり他のことをやりだしたり、横で一生懸命説明している夫の話をぜーんぜん聞いてなかったり、わからない問題があるとすぐに投げ出そうとしたり。
それを夫が注意するとますます態度が悪くなってさらに反抗的な態度を取る…ということが最近多くなってきていました。
まぁ、そりゃ気分が乗らない時もあるだろうしと、夫もできるだけおおらかに構えて接していたのようなのですが、
そんなことが毎週毎週積み重なったある週末の夜(息子が昼間遊びに行ってしまったので夜やっていた)。
この日は特にやる気なしモードがひどく、さらに何を言っても反抗しまくりの息子についに夫が、
「毎回毎回、その態度は一体なんなんだっ!!!」と激怒。

「わかるんだったらいい。でもわかっていないのに教わろうという姿勢すら見せないで文句ばっかりいうのは違うだろう!」
夫の言うことももっともなので私は黙って静観してました。
夫、今までよく我慢していたよな~とも思いましたし。(私はもっと小出しで爆発してます🤣)
「人の話もろくに聞かないで、そんな態度で、このままやっていってもパパはうまくいくとは思えない。もうやめたほうがいいと思う。いや、もういい。もう受験やめろ!!!」
などなど、その後もしばらく激しく落ち続けた夫の雷。
息子はいつものようにあれこれ言い返すこともなく、ずっと黙って聞いていました。
私は頭痛のため寝室へ。そこへ息子がやってきて・・・
さあ、どうなる?とその先が気になるところではあったのですが、
その時私はタイミング悪く恒例の片頭痛がきてしまっていて、しんどさが限界だったため、ピリついた空気の中「頭痛いので先に寝ますねー」と寝室へ。
寝室へ向かう途中、
「塾にもパパから電話しておくから。やめるんだからもう宿題もやらなくていい。もう寝ろ!」
というようなことを夫が息子に言っているのが聞こえました。
それからしばらくすると、息子が寝室へ入ってきました。
手にはさっきまで夫とやっていた塾のテキストと解答。
何も言わずに解答を私の枕元に置くと、寝室の隅で黙々と問題を解き始めました。
床にテキストを置いてやっていたので、寝室にあった小さい収納かごをテーブル代わりにさせ、あとは私も黙ってアイスノンで頭を冷やしながら横になっていました。
しばらくして、「ママ、答え合わせしてー」と言ってきたので、終わったところまでを答え合わせ。
全問できていました。
なぜこの集中力を普段から発揮してくれないんでしょうか😓
最後の2問だけどうしてもわからないと言うので、夫のところへ行くように言うと、
「もう教えてくれないかも。。。」と渋っていましたが、「受験やめたくないんでしょ?」と言うと、こくりと頷き、ふう~と一呼吸して、夫のところへ聞きにいきました。
その姿を見送りながら、「は?なんでやめなきゃいけないの?」などといつものように夫に逆切れしたりするのではなく、「やめない」という気持ちを行動で見せた息子にちょっとジーンとしてしまいました😢
あれだけ爆発していた夫がどう対応するか心配でしたが、息子が全部やってきたのを見て、すぐに残りを一緒にやってくれたようです。
しばらくすると「終わったー!」と息子がいつものテンションに戻って報告に来ました。
息子もかなり反省したのか??その後の夫との算数タイムは今のところ平和です。
夫も今仕事が忙しく、休みの日に家でやりたいことも色々あるのに息子の勉強に時間を取られてしまうことのいら立ちもあったそうで、やめろとまで言ってしまったことは反省していました。
まあ、たぶん今後もまたこういうことはあるでしょうけどねー😅
反抗期っぽいとはいえ、まだまだ可愛い息子
反抗期がぼちぼち始まったといっても、まだたかだか10歳の息子。
いまだに「ママ大好き」だのしょっちゅう言ってくれますし、まだまだ可愛いです。(はい。親バカです🤩)
でも、中学生になるとあっという間に母離れするらしいので、そろそろ覚悟をしておかなくはですね~。
本格的な反抗期対策の勉強も兼ねて、今こちらの本を読んでいます👇
開成の校長先生が書かれたこの本。
『「うるせぇ」は「ねぇ母さん」と同義語。 』
『母親を毛嫌いするのは男の子の本能』(そんな時期が来るのですね…)など男の子の実態に関することから、
中学生以降の勉強について、性に興味を持ち始めたら…といった主に思春期を迎えた男の子について参考になることがたくさん書かれています。
たぶんもう残り少ない、”母親と嫌がらずに一緒に過ごしてくれる今”を一日一日大事にしていきたいです。



