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「漢方的おうち健診」で不調の原因をチェック

少し前に、新聞に出ていた広告が目に留まりポチっとした、

「漢方的おうち健診」

ツイッターフォロワー数15万人を超える漢方コンサルタントの櫻井大典さんが書かれた、鏡で顔を見るだけで体の不調や養生法がわかるという本です。

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目次

「気血水」と「五臓」のはたらき

この本では中医学の概念「気血水」と「五臓」をもとに、顔や体に現れるサインを読み取って不調の原因や病気のサインを読み解いていく本です。

「気血水」とはざっくりいうと、身体を巡る要素のことです。

気血水の働き

気・・・生命を支えるエネルギー。
血・・・血液や栄養分。全身を巡って栄養を与えている水分
水・・・うるおい成分。代謝や免疫システムに関わる血液以外の水分

「五臓」は内臓のことで、「肝(臓)」「心(臓)」「脾(臓)」「肺」「腎(臓)」の事を指しています。

五臓の働き

肝・・・血を貯蔵し、気を巡らせる。
心・・・血を循環させ、精神をコントロール
脾・・・消化吸収し、気血水を作る
肺・・・呼吸を行い、気と水を調整する
腎・・・発育や老化に関わり、水を代謝する

この「気血水」と「五臓」がどれも弱ることなく、バランスよく機能してくれることが理想だそうなのですが、

なかなかそうはいかないですよね💦

多かれ少なかれ、何かしらの体の不調を抱えながら毎日を過ごしている方が多いかと思います。

そんな不調の原因を、中医学での診断方法のひとつである望診でチェックできるのがこの「漢方的おうち健診」です。

まずは「あっかんべぇ」をしてみよう

望診とは、顔色や肌の調子、目や口の周りの状態、下の色や形などを見て、今の体の状態や、心の状態など判断するものです。

やり方は鏡をみて、舌をあっかんべーをするだけ😋
まぶたの裏の血色を見るときは目もあっかんべーします。

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ポイントは毎日同じ時間(朝、夕いつでもOK)に、同じ場所、同じ光量の条件で行うことです。

どこを見ようか迷ったらまずは舌の状態を2週間ほど見続けると、その日の体調や前日の食事などによってしっかり変化があることがわかるそうですよ。

寝起きと食後15分以内(舌の赤味が増しやすい)色の濃いものを食べた後(カレー、コーヒーなど)は、正確な判断がしにくくなるので、避けるようにします。

様々な不調を改善する養生法が書かれています

1章では、望診でわかった不調(目の下のクマ、まぶたの裏が白っぽい、口内炎、吹き出物などなど)に対して、
中医学の視点からみた様々な不調の原因と、改善方法について詳しく書かれています。

目、舌、口、顔全体、頭皮、爪など、たくさんの部位について書かれているので、

誰でも何かしら当てはまる症状があると思います。

また、2章には五臓チェックリストがあり、自分がどの部分が弱く、どんな養生をしていけばよいかなどもわかりやすいようになっています。

冷え、疲れやすい、肩こり、更年期障害、アレルギーなどよくある症状に対しての養生法が出ているので、とても参考になります。

漢方コンサルタントの方が書かれた本なので、症状によってはおススメの漢方薬も紹介されているのですが、

私も長年悩まされている片頭痛には、清上蠲痛湯という漢方薬がおすすめだそうです。

家族の健康管理にもおすすめ

漢方的おうち健診。

自分の状態を見るのに慣れてきたら、家族の健康管理にも役立つのではと思います。

「下に白い苔がついているから食べ過ぎだな」とか、鼻がつまっているから冷たいもの摂りすぎかなとか、ちょっとした変化がわかった時点ですぐ対処していければ、大きな病気にもつながらずに済みそうですよね!

家に1冊あると便利な本ではと思います✨

40代主婦の健康管理あれこれ

お読みいただきありがとうございました✨

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